10月26日、「きもの文化検定」を受けます。
きものは昔から大好きで、在仏のときも、簡単に洗えるポリエステルの着物を
持っていて、とても重宝しました。
友人の結婚披露パーティで着たり、自分の部屋に友達を呼んで
おうちパーティの時に着物で出迎えたり。
フランスに着いて間もない頃、とある夏の暑い日に、ホームステイ先の
息子さんがご結婚されて、是非着物を着てパーティに参加してほしいと言われ、
袷(あわせ)の着物しか持っていなかったので、「夏の着物は、浴衣しか
持ってきてないの」と言ったら、「ぜひその浴衣とやらを着てくれ」と頼まれ、
日本ではあり得ない浴衣姿で結婚式に参列すると、招待客はみんな大喜び。
パーティでも浴衣姿のまま、みんなとワルツを踊り...と、
とても思い出深い一日になりました。
ついでに教会への婚姻届には、証人として、しっかり漢字でのサインも頼まれ、
当人たちは、「証人が日本語でサインするなんて、うちくらいだね」って
ほくほくでした。
浴衣も含め、着物は長い歴史を持った、世界に誇れる日本の民族衣裳、
消滅してしまうには、もったいなさすぎる、芸術品であり、日用品です。
大好きな着物のことを、ろくに知らずに今まで生きてきたのですが、
箪笥の肥やしになっている母の着物を眺めるだけではなく、
ここでちょっと勉強してみようか、と思い立ち、現在着付けと共に
着物について勉強中。
母や祖母の着ていた着物も、大事に着てあげたいと思っています。
着物って、手が込んでいるからこそ値段もはるものが多いですが、
何代にも渡って、継いでいけるもの。
洋服ではなかなか無いですよね、
おばあちゃんもお母さんも着ていた服を今私が着ていますって言えるもの。
着物こそECOなのかもしれません。
日本は島国だからか、とかく外国の真似をしようとする動きがありますが、
隣の芝が青いのではなく、自分の庭にある芝も青々と輝いているような気がして、
少し立ち止まって、ゆっくり見つめてみようかと思っています。
フランスは大好きだけど、日本も大好きなのです。
フランスに出会えたから、日本がもっと好きになれたのかもしれません。
毎日着るには至りませんが、もっと身近に着物と触れ合えるようになりたいです。
でも、道のりは長い。伝統のあるものって深くて広いですね。
試験勉強は久しぶり、面白いけど大変です。
フランス語レッスンの生徒さんも、いまフランス語検定のために奮闘中。
さぁ、がんばろう!